三菱商事とイオンは16日、資本業務提携により三菱商事がイオンの
発行済株式の 5%超を取得し、筆頭株主になると正式発表した。
原材料から商品まで世界的な調達・供給網を共同で構築し、
海外事業、物流、金融など幅広く協力する。
国内の個人消費低迷に悩むイオンは、三菱商事との連携で海外での出店や
国内スーパーの効率化を進め収益力を高める。
三菱商事はスーパー最大手のイオンと組んで安定収益につながる
小売関連事業を強化する。
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今日のCONTENTS
1.三菱商事とイオンの資本提携
2. 5%出資の意義
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1.三菱商事とイオンの資本提携
三菱商事は今年 8月から11月12日までにイオン株の4.59%を市場で買い付け、
実質筆頭株主だったみずほコーポレート銀行(出資比率 3%)を抜き、
筆頭株主となりました。
取得額は約 368億円。今後5.05%まで買い増すとのこと。
両社は今後、世界規模での物流網の構築や原材料の調達、IT活用など
共同事業の具体策を詰める。
衣料・食料品の海外からの調達や中国などアジアでの出店で協力し、
コンビニ向け商品の共同調達などを検討。三菱商事も出資する
イオン銀行など金融事業での連携策も模索します。
記者会見した三菱商事の小島順彦社長は「次の時代に向けていろいろなこと
が考えられる」と強調。
イオンの岡田元也社長は「小売業のグローバルな競争に対抗するには
パートナーが必要」と話しました。
イオンは業績の低迷傾向を受け、成長をアジア市場に求める方針を
発表しています。海外での成長加速には三菱商事のネットワークの活用が
不可欠と判断しました。
三菱商事は連結売上高で 5兆円を超えるイオンとの提携で安定収益の確保を
目指します。
2. 5%出資の意義
資本の論理からすると、事業会社が出資する意義は、
1.支配目的
2.純粋な投資
のいずれかであるべきと私は思っています。
だとすると、筆頭株主になるとはいえ、 5%の出資というのは
いかにも中途半端という印象をぬぐえません。
実際、記者会見でも、「 5%という比率は中途半端ではないか。」
という質問が出ました。
これに対して、三菱商事の小島順彦社長は「信頼関係を深めるために
意味のある数字。社内での議論を重ねた上で、今後の取引も考えて
妥当と考えた」と回答しています。
とはいえ、出資と取引は別ではないか?
出資しないと信頼関係を築けないのか?
出資しなくても取引関係を強化できるのではないか?
という疑問を感じざるを得ません。
このあたりは、日本独特のやり方なのかは分かりませんが。
三菱商事から見れば、「私はあなたの株を 5%も買いました。
経営に口出しはしませんが、あなたの業績がよくなることが私の利益にも
つながります。したがって、あなたの業績向上のために本気で取り組みます。
だから取引関係を強化しましょう。」
ということなのでしょうね。
だとすれば、 5%の出資の意義も分からなくはありません。
皆様は、 5%出資についてどう思いますか?
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商事は横のつながりも結構有ると思うので、他の株主に協力させる力を持っているのかもしれませんね。
業務提携目的と投資目的の両方ということですね。
株価が下落している今では配当利回りは高くなっている
かもしれないですね。