2010年06月21日

シニアコミュニケーションの不正会計報告書

潟Vニアコミュニケーションが6月4日に公表した、不適切な
会計処理に関する「外部委員会による調査報告書」が
注目を集めている。

綿密な調査に基づき、具体的かつ細部にわたって不正行為の
内容が明らかにされているためだ。

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今日のCONTENTS

1.シニアコミュニケーションについて
2.報告書の概要

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1.シニアコミュニケーションについて

シニアコミュニケーションは、2000年に設立、2005年に東証
マザーズ
に上場しました。
主な業務は、シニアを対象とした新規事業の設立、新商品・
サービスの開発を行う企業のサポートです。

2010年3月16日、監督官庁から連絡が入り、不正処理が発覚。
2010年4月に設置した調査委員会(弁護士1名及び公認会計士2名)
が調査を終え、公表に至りました。

今回の公表による影響は大きく、定時株主総会の開催を延期し、
2010年3月期の有価証券報告書を期限内に提出できない見込みと
なりました。

東京証券取引所は、不正会計に関する発表を受け、監理銘柄に
指定し、株価は、公表日6月4日の翌営業日である7日に
ストップ安をつけました。

2.報告書の概要

「外部調査委員会による調査報告書」は26ページにわたる
詳細なものです。
興味のある方は、下記URLをご参照ください。
http://www.senior-com.co.jp/~system/ir2/up/fde929b1a185ee496295d83102cbbaa5.pdf

報告書の要約を記載します。

シニアコミュニケーションは、売上計上基準として「進行基準」
を採用していました。
同社は2005年3月期から売上計上すべきでない案件を前倒し計上
していたようです。

上場を控えて業績を下げるわけにはいかないという意識を
持ったことから架空売上を行うようになったとのことです。

発覚しないために、
・会計証憑の偽造
・不正送金による滞留売掛金入金填補
・残高確認の監査手続に対する犯罪行為

など、様々な手口を使ったそうです。

粉飾決算は、どこかに綻びが生じるので、必ず発覚するものです。
また、一度粉飾決算に手を染めると、発覚しないようにするために
金額が膨らんでいくのが特徴で、どうしようもなくなって
しまいます。

粉飾決算をやっても何もいいことはありません。

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参考書籍

融資力トレーニングブック 粉飾決算の見分け方

法廷会計学vs粉飾決算

粉飾決算を見抜くコツ

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posted by yamataka at 02:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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