2010年07月05日

「包括利益の表示に関する会計基準」の公表

企業会計基準委員会(ASBJ)は6月30日、国際会計基準
(IFRS)
との共通化(コンバージェンス)をにらみ、
包括利益の表示に関する会計基準」を公表した。

適用は、2011年3月期末の連結決算から。

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今日のCONTENTS

1.「包括利益の表示に関する会計基準」

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1.「包括利益の表示に関する会計基準」

企業会計基準委員会(ASBJ)は6月30日、「包括利益の表示に
関する会計基準」を公表しました。
また、その関連で、「連結財務諸表に関する会計基準」の改正も
公表しました。

適用は、2011年3月31日以後終了する連結会計年度の年度末に係る
連結財務諸表からとなりました。

もめていた「連単問題」については、「本会計基準の個別財務諸表
への適用については、本会計基準の公表から1年後を目途に判断
することとする。」と記載されており、結論は1年後に先送りと
なりました。

包括利益計算書については、1計算書方式と2計算書方式の
2種類が認められました。

ただ、現行の「損益計算書」のあとに「包括利益計算書」が
くっつくイメージで、IFRSにはまだまだ程遠い感じがします。
例えば、特別損益は依然として残っています。

IFRSへのコンバージェンスとしては一歩前進といった
ところでしょうか。
最も、IFRS導入反対派からすれば、一歩前進なんて
とんでもないといったところかもしれませんが・・・。

本会計基準が導入されたからといって、当期純利益がなくなる
わけではなく、包括利益が投資家にとって最重要項目になるとは
思いません。

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バックナンバー

2009.12.24 ASBJ 「包括利益」の公開草案を可決
2009.12.26 「包括利益の表示に関する会計基準(案)」公表
2010.04.08 包括利益 正式決定先送り
2010.06.07 包括利益、企業側が難色
2010.06.12 包括利益、連結で導入へ

参考書籍

IFRS(国際会計基準)の基本 (日経文庫ビジュアル)

国際会計基準IFRS完全ガイド―経営・業務・システムはこう変わる!! (日経BPムック)

知らないではすまされない マネジメントのためのIFRS

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posted by yamataka at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際会計基準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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