2012年12月03日

復興特別所得税

「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の
確保に関する特別措置法」が既に公布されています。

そのうち、多くの納税義務者に関係する復興特別所得税について見ていき
ます。

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今日のCONTENTS

1.復興特別所得税について

2.計算例

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1.復興特別所得税について

復興特別所得税とは何でしょうか?

簡単に説明すると、適用前の所得税額に2.1%を乗じた金額が復興
特別所得税として課税されるというものです。つまり、適用前の
税率が10%の場合、復興特別所得税と合わせて10.21%の所得税が
源泉徴収されるということになります。

対象となる所得や期間は、平成25年1月1日から平成49年12月31日まで
の間に生ずる所得となっています。

源泉徴収される側としては、給与や報酬などの所得が対象となりま
す。1月分の給与明細や報酬の支払明細などを注意して見るように
しましょう。

源泉徴収する側は、1月分から計算方法を変更する必要がありますが、
対応済でしょうか。

2.計算例

では、実際の計算例を見ていきます。

(計算例)
Aさんに対して講演料として222,222円を支払う場合(税率10%)

@従来

222,222円 × 10% = 22,222円(源泉徴収税額)

222,222円 − 22,222円 = 200,000円(Aさんへの支払額)

A復興特別所得税の適用後

222,222円 × 10.21% = 22,688円(源泉徴収税額)

222,222円 − 22,688円 = 199,534円(Aさんへの支払額)

復興特別所得税の適用により、源泉徴収額は466円増加するという
ことになります。

源泉徴収する側は、間違えると相手にも迷惑をかけることになる
ので注意が必要です。

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参考書籍

復興増税の罠 (小学館101新書)

「復興増税」亡国論 (宝島社新書)

増税のウソ (青春新書インテリジェンス)



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posted by yamataka at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 税務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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