2013年05月22日

株式分割 なぜ相次ぐ

日本経済新聞電子版 2013.05.22

約2カ月ぶりの更新です。

今回は、日本経済新聞電子版から「株式分割」についてとりあげます。

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今日のCONTENTS

1.株式分割の状況
2.株式分割増加の背景

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1.株式分割の状況

日経新聞によれば、株式分割を発表する上場企業が相次いでおり、2013年4月以降だけで
100社を超えたとのことです。

なぜ、このような状況になっているのでしょうか。

それを説明する前に、「株式分割」とは何かを確認してみましょう

株式分割とは、1株をそれ以上の単位に分割し、発行済株式総数を増やすことです。
例えば、1株を10株に分割すると株主が保有する株式数は10倍になります。

原則として、株式分割は取締役会決議で行うことができます。

2.株式分割増加の背景

株式分割増加の背景としては、証券取引所が上場企業に対し、2014年4月末までに売買単位
を100株か1000株に統一するよう呼びかけていることが挙げられます。

売買単位とは何かというと、市場で売買できる株数の単位のことで、「単元株」といいます。
たとえば、単元株が100株の銘柄については、100株単位でしか売買できません。
この単元株は企業が任意で決めることができるため、1株の企業があったり、100株の企業が
あったり、まちまちです。

では、証券取引所の要請どおり、単元株を引き上げた場合はどういう影響があるのでしょう
か?

例えば、単元株が1株のA社が単元株を100株に引き上げた場合を考えてみます。
株価が100,000円とすると、今まではA社の株を100,000円で買うことができたのが、
単元株の引き上げたことにより、A社の株を買うには最低でも10,000,000円必要になります。

これでは個人投資家は、なかなか手が出ません。

そこで、単元株の引き上げと株式分割をセットで行うのです。

A社の場合、1株を100株に株式分割すると同時に単元株を1株から100株に引き上げたと
仮定します。

1株を100株に株式分割することにより、単純計算で株価は1/100の1,000円になります。
一方、単元株が100株なので、1,000×100=100,000となり、今までどおり100,000円で
A社の株を買うことができます。

以上が、単元株の引き上げとセットで株式分割が行われる例です。
この他、株価が高くなりすぎ、株価を下げて個人投資家にも投資してもらう目的で
株式分割を行うこともあります。

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posted by yamataka at 08:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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